第71回日本透析医学会学術集会で講演を行いました
2026年6月19日、神戸ポートピアホテルにて開催された第71回日本透析医学会学術集会・総会の企業共催シンポジウム「新たな腎代替療法と医療連携のあり方 ―再療法選択と緩和ケアを考える―」にて講演を行いました。
今回私は、「透析患者の終末期緩和に向けて ~透析医も在宅医療に取り組もう~」をテーマに講演させていただきました。
近年、透析患者さんの高齢化が進み、医療者には単に透析を継続するだけではなく、その方らしい人生や療養のあり方を支える視点が求められています。
当院では、腹膜透析(PD)を含む在宅透析医療や訪問診療を通じて、患者さんが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる体制づくりに取り組んできました。講演では、実際の在宅腹膜透析の実践や、人生の最終段階における意思決定支援、多職種連携による緩和ケアの取り組みについて紹介しました。
透析医療は病院だけで完結するものではありません。地域のかかりつけ医、訪問看護師、ケアマネジャー、介護職、そしてご家族と協力しながら支えていくことで、患者さんの選択肢は大きく広がります。
今回のシンポジウムでは、全国で活躍されている先生方とともに、療法選択や医療連携について意見交換する貴重な機会をいただきました。今後も地域に根差した腎代替療法の普及と、患者さん一人ひとりの価値観を大切にした医療の実現に努めてまいります。
